良いこと思いついたと思ったら何も思い付いてなかった。
第一案。別名を使う。
blockquoteがメドいのは長いからなので、quoteのstyle.displayをblockにすれば良いぞと思ったけどそもそもquoteなんてタグは無かったぜ。sにはstrikeがあるから勘違いした。
strikeのstyle.displayをblockにすればsとstrikeで使い分けが出来るぞと思ったけど、考えてみたら私はsは使わないでdelを使ってるし、strikeはstrikeと表示するからstrikeなのであって、削除を意味する訳ではない。
XMLでは大文字と小文字が区別される。
というわけでこんなコードを書いてみる。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Strict//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-strict.dtd"> <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml"> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=utf-8" /> <title>qとQは区別する?</title> <style type="text/css"> q { color: red; } Q { color: blue; } </style> </head> <body> <q>これは小文字のq。</q> <hr /> <Q>これは大文字のQ。</Q> </body> </html>
これをcase.htmlという名前で保存。FxおよびSafariで開く。…うん、どっちも青いや。
気を取り直してcase.xhtmlという名前で保存。FxおよびSafariで開く。おぉ、qでは赤、Qでは青になってる。つまりXMLの仕様通りちゃんと大文字と小文字が区別されてる。どうやらFxとSafariではDOCTYPEを指定しようが何だろうが、XHTMLとして扱って欲しけりゃ拡張子をxhtmlにする必要があるようだ。
何はともあれ、これならQをblockquoteの替わりに出来るぞと思った。
が、Qに引用符がついてねぇ!
しまった、XHTMLのタグは小文字で定義されてるから、Qなんてのは未定義のタグを使ってることになっちまうがや。未定義のタグを使うんならそもそも小難しい事考える必要は無かったわけで、これも無駄無駄無駄無駄!