Firefoxを弄った記録

Adblock Plusを入れた。

広告削除アドオン。広告がウザいという哲学ないし政治上の理由というよりは、私のG3/600にはFlashが重いので少しでも軽くしたいということで。

Stylishを入れた。

ページやドメインごとのユーザースタイルシートの管理を簡単にできるようにするアドオン。CNET Japanは右カラムがウザ過ぎなので消してみる。幸いCNETは構造化されたHTMLなのでゴミを消しやすい。

@namespace url(http://www.w3.org/1999/xhtml);

@-moz-document domain("japan.cnet.com") {
  body { max-width: 100%; overflow-x: hidden; }

  .block_large_top,
  .block_function,
  .frame_col_right,
  .frame_footer
  {
    display: none;
  }
  .frame_col_left {
    width: 50em ! important;
    margin-left: auto; margin-right: auto ! important;
    text-align: justify;
  }
}

ちなみにこいつは@-moz-document domain("www.example.com")で指定しているが、@-moz-document url("http://www.example.com/")@-moz-document url-prefix("http://www.example.com/")というのもあるらしい。url-prefixならhttp://www.example.com/*に適応されるので便利。
Flashを消すとかの用途は、ユーザースタイルシートで該当部分をdisplay.noneにするだけでも可能だ。消したいというだけの目的ならこっちの方が管理手段としてスマートな気もする。というのはAdblockの後にこいつを入れてから考えたこと。ところで読み込んでから消しているのか読み込まずに消しているのか、どっちだろう。

FeedリーダーとしてNewsfoxを入れてみた。

従来はSageを使ってたんだけど、不満があったのでNewsfoxを試してみる。3ペイン画面。完璧からはほど遠いが、Sageよりは使いやすいかもしれない。
RSS/Atomリーダーはwebベースが良い等という人が多いが、その理由付けは時としてwebベースであることではなくブラウザ上であることが根拠となっていることがある。つまり、記事を読む際にどうせブラウザを開くことになるという主張がこれにあたる。この理由ならばブラウザ上で動けばwebベースつまりサーバーサイドでHTMLを用いる構成は必須ではない。クライアントサイドで動くXULベース、早い話が機能拡張でも良いことになる。
というわけで私はwebベースのRSSリーダは使っていないのだけど、Newsfoxを使って実感するのは、サーバサイドでやるメリットもあるかもしれないということ。いかんせんクライアントサイドだとフィードの読み込みがブラウザの起動時になってしまうのだけど、何十何百ものフィード*1を一気に読み込もうとしても、フィードサーバとの通信でかなりの時間を食う。あらかじめRSSリーダサーバで読んでおけばストレスは減るだろう。多数のユーザを抱えるサービスであれば、他のユーザの読み込んだフィードを再利用すれば、相手方の応答待ちも無視できる。
ただこの応答待ちの点はクライアントサイドでもまだいくらか改善する余地がある。一連の読み込みを1スレッドでやっているから待ち時間が長くなるのであって、フィードごととかフィード群ごとにスレッドに分割すれば、応答待ちはだいぶ減るんじゃなかろうか。Newsfoxはその他の点も含め、もっとスレッド分割する余地があるように思う。

あと、NewsfoxではOPMLをインポートする機能があるということだったのでSage用のブックマークリストをOPMLで書き出し*2読み込んでみたが、正常に読み込んだと言ってくるにもかかわらずインポートされなかった。何のこっちゃ。結局手動で追加したが、追加した時点ではリストに反映されない。リフレッシュするタイミングが悪いのかも?
フィードごとの環境設定も不便。
エントリーリストから直接、新タブに開けると便利。Newsfox内で表示されているとdel.icio.usへのブックマークが面倒。これはGreasemonkeyで解決できるだろうか?
それとフィードのグループ化の機能も欲しいけど、これはまぁ別の話。
やっぱ理想のリーダーは自作する方が良いのだろうか?


ところで全文掲載していないRSSというのはやっぱ不便だ。そんなに実ページを見て欲しいかね。商用サイトは特におよそ使い物にならないフィードが多い。ページに誘導しないと広告を見られないからということだろうか?記事の末尾に広告を付与すれば良いと思うのだけど。

Plain Text Links代替のBookmarklet作成。

本文で選択中のURL文字列をブラウザで開く機能拡張Plain Text LinksがFx2に対応しないので。同種の機能拡張にPlain Text to Linkがあり、こちらはFx2にも対応している。が、この用途ならBookmarkletでもかまわないことに思い当たったのでさくっと自作。どうせすぐなので車輪の再発明上等。

javascript:void((function(){if(document.getSelection().slice(0,3)=="ttp") window.open("h"+document.getSelection()); else window.open(document.getSelection());})());

特徴というほどでもないが、http://だけでなくttp://からも正しく開けるようにした。そういやはてなKeywordのttp://の項にhtt://とかいう頭悪いこと限りないゴミを推奨する文があったので消しといた。

ところで改訂第4版 JavaScript ポケットリファレンスにはdocument.getSelection()の説明が無かった。あれ?

*1:ちなみに私は40くらい。ただし月1回も更新されないものも多い。これはソフト開発元公式のアップデート情報が配信されるものなど。

*2:OPML Support for Firefox | Less Talk, More Do