ピンクスゥイーツサントラ届きました。

もう完売してるdeathね。
これは買えたから良いけど、旧作もiTunes Storeとかでオンライン販売してくれないかなぁ。在庫の心配が無いから、こういうニッチ気味の商品には向いていると思うんだけど。


さて、サントラ。CD2枚組で、1枚がオリジナル音源、1枚がアレンジ版です。
桃薔薇は全編に渡ってESPRADEのボス戦曲みたいなノリという印象があったんですが、こうしてサントラとして聴いてみてもその通りで、ポップだったりアッパーだったり、ジュリアナを彷彿とさせるノリノリのテクノサウンドがたっぷりです。やっぱ桃薔薇の音楽はイイね!
ゲームの方はフリージア=フリーダムの5ボスまでしか行ったことなかったので(ヘタレ)、6面以降を聴いたのは初めてです。ラスボス曲の重厚さは、ノリは良いままで他の曲と一線を画していますね。6面以降の曲は聴いていてもトラウマスイッチが入らないので、個人的に素直に聴けます。っていうか4面の曲を聴くと長くてニョロニョロした奴に襲われる情景が…。
全体的に、ノリの良さを基調にしつつもそれぞれの曲は凄く多様。iPod用にプレイリスト作るときはバラした方が良いかも。


例えば映像でも現実の色と記憶色はちょっと違う、記憶色の方が鮮やかになるという話がありますが、音楽についても記憶音とでも呼ぶべき物があると思います*1。で、アーケードゲームの音楽ってのは雑音の中で聴いてるもんだから、桃薔薇に限らず、記憶音とサントラの音がかなり違ったりするんですね。
で、それを特に感じたのが3面の曲*2。もっとリズムを激しく刻んでいるような印象を持っていたけど、こうしてサントラで聴いてみると思ったより音数が少ない。
それと前半のステージの曲で顕著なんですが、全体に音域が高い方にかたまっていて、イメージではもっと中低音が強めだったので、少し弱くなった感じです*3。記憶音はよりバランスをとろうとする傾向があったりするんだろうか?


あと特筆すべきはボーナストラックとして加わった桃薔薇イメージソング『Canzone Di Amore Di Ross -IBALOVE☆SONG-』。バラバラ バララ 鋳薔ラブゲーム〜*4
なんか歌詞が絶妙なゆるさで、耳に残るっていうか口ずさみたくなるっていうか、端的に言って『巫女巫女ナース』です。


アレンジ版についてはまだ聴き込んでいないので細かい感想は保留。全体に、原曲のテンポの良さを踏襲していて気持ちのよい1枚になっていたと思います。

*1:っていうか調べれば心理学用語にありそう。

*2:一番好き。

*3:なので聴くときはEQ使う。

*4:どこまで漢字変換するべきだろうか。薔薇羅喇?