『椿ナイトクラブ』にさそわれて

今日は新聞休刊日だったので、読み忘れてた11/9の新聞を読んでみたんですよ。そしたらですね。
いや、やっぱ朝日新聞は文化面は他の追随を許さないっていうかぶっとんでます。

マンガ・アニメに女装少年 ---「らしさ」から自由に、ギャップを楽しむ
美少女の中に女装少年が混じったり、女装少年と男装少女の恋愛だったり。そんな女装少年が登場するマンガやアニメが目立つ。しかも少年漫画で、こうした傾向が見られ始めた。
朝日新聞2006-11-09 文化総合

という書き出しで始まる記事。『椿ナイトクラブ』(作者インタビュー付)、『ゆびさきミルクティー』を紹介し、少女漫画に視点を移し『プリンセス・プリンセス』『愛を歌うより俺に溺れろ!』を紹介します。さらにアニメとして『妖奇士』、『はぴねす!』(準にゃんハァハァ…いや、やってないけど。)が紹介されます。
女装コスコンテストのある同人誌即売会を取材するなど、アグレッシブな取材源を選択しつつもあたかもまっとうなものに見えるように記事にまとめあげる手腕は、何だかんだ言って見事です。
この記事については朝日新聞で「女装少年」の特集記事 - [ 悠 々 日 記 ]/ YUYUKOALAのブログに紹介有り。
椿ナイトクラブ 1 (少年チャンピオン・コミックス)ゆびさきミルクティー 1 (ジェッツコミックス)プリンセス・プリンセス (1) (ウィングス・コミックス)愛を歌うより俺に溺れろ! 1 (フラワーコミックス)
そういえば記事では触れられてないですけど、ゲームに目を向ければブリジットとかツィーランとかスーパー=ノヴァとか、結構いますね。女装、というか可愛い男の子キャラ。


で、勢いで『椿ナイトクラブ』を買ってみたわけですよ。
ストーリーとしては…三島茜君を、赤城中学騎士団 鉄拳の五十六こと椿五十六ちゃんが守ってあげる、という基本構図の、どたばたバトルギャグ漫画です。べつに女装がメインというわけではないです。
細かいセリフ回しでのギャグが所々ツボに入ったり、全体的な作者の駄目人間っぽさ(褒め言葉)とかギャグ漫画特有の荒唐無稽さとか、全体的にテンポ良く読めて、スカっとアンドすっきりさわやかな気分です。いい感じです。
それはそうと、本屋で表紙をめくっちゃ駄目ですからね?